Drive My Car! そうだ、道の駅河芸に行こう！
2021年6月1日
毎年2回は津にやってくる。以前ブログに記したように、津は、隠れグルメタウンなのだ。うなぎに天むす、たけやまんじゅう、麹プリンなど、自分達が知っているだけでも結構な数がある。安心して外食が出来ない現在、テイクアウトくらいしか楽しみがないよ。そう思った時は決まって津に来ることにしている。私事ではあるが、津は私の祖父母と父が眠っている納骨堂がある。ここは毎年二回訪れているので今回はパスさせていただく。そこで今回の記事は、津の面白い場所を紹介してみよう。今日のルートは以下のように設定した。高針インター→名古屋高速→東名阪道→国道23号→最初のお楽しみは道の駅河芸(かわげ)である。
いつものようにプリウスの運転はケロヨンF谷に任せて私は助手席で気ままなナビゲーターを務める事にする。ケロヨンF谷の運転は、安心して見ていられるのだが、バックと車庫入れだけがよろしくない。だがそれを除けば、ほぼ満点のテクニックと言って良い。最近は高速に乗っても、豪快にごぼう抜きしてくれて自分を楽しませてくれるのだ。なぜオマエが運転しないのかって？ま、それについては近日理由を明らかにいたしますのでご容赦を。人生を60年も生きてくると色々あるのだよ、坊や。
今回は疲れ果てないように、コンパクトな工程に設計した。朝9時に集合。いつ雨が降っても不思議ではない曇り空の中をプリウスで出発した。今日のケロヨンはカーキをアクセントにコーディネートしてきたようだ。そして名古屋地区の有名喫茶店「コメダ」でモーニングを食してきたという。ケロヨン。今朝は何を食べてきたのかな？
ケロヨンが食したものは
コメダ珈琲の定番モーニング、
ホットコーヒーにゆで卵とトーストだそうである。
そして自分のランチ用にハムトーストサンドを買ってきてくれた。ありがとね。ゴールデンウィーク後半の本日、道路もやや混雑しているようだが、渋滞するほどではない。実家付近の高針インターから名古屋高速に入った。最初に目指す場所は道の駅河芸だ。約1時間かけて目的地に到着した。駐車場を見たところ結構な車の量である。バックの車庫入れが苦手なケロヨンは、頭から停めるのが常道手段。(いいんだよ、それで)道の駅河芸は三重県産の野菜をはじめ、肉や乳製品、銘菓など幅広く扱う。昨今では、ごく偶にキッチンカーも営業しているようだ。以前には道の駅に立ち寄った際、そこでしか食べられないものを食してきた。だがコロナ禍である以上、外食は避ける傾向になっている。自分達が安心して出掛けられる場所は、万全の感染症対策を施しているいつもの自然食レストランだけである。
道の駅河芸で購入したものは、野菜といちご大福。ヨーグルトに惣菜パンなど数点。この後は津唯一のデパートである松菱百貨店に立ち寄る。松菱百貨店はローカルな中規模百貨店なのだが、偶に興味を惹くイベントが開催されており必ず立ち寄る場所である。津市内に入り国道23号を南下。フェニックス通りを通過すると程なくしてデパートの外観が姿を現す。松菱百貨店のロケーションはお気に入りの場所である、還暦の記事で撮影した岩田川の付近に存在しているやや古びた百貨店。このデパートにはもう一つのお楽しみがある。7階のフルーツパーラーでいただくパフェだ。今回はどんな発見があるのだろう。
来店していつも思うのだが、これ程まで少ないお客様で経営は大丈夫なのかと思ってしまう。デパート側の努力が足りないのか、あるいは何をしても無駄だと割り切っているのだろうか。いつもならばパフェとコーヒーなのだが、今回は新しいメニューにチャレンジしてみた。プリンアラモードとホワイトクリームチーズリゾットである。プリンアラモードについては子供の頃、父母と三人で父のお気に入りのレストランで食した思い出のメニューだ。そして今回この店で初めて味わうホワイトクリームチーズリゾットである。見た目は明らかにお粥だ。これは一気に食さず、じっくりと味わいたい雰囲気。一口いただくと、まろやかでコクがあるホワイトソースで一気に食欲が増した。胡椒を効かせたシンプルな味付けを施してありながら、チーズの豊かな旨みを引き立たせている様に感じた。これは正直に美味しい。ケロヨン曰く、このリゾットに使われているチーズはパルミジャーノ・レッジャーノだそうである。パルミジャーノ・レッジャーノは、イタリアチーズの王様と呼ばれているもので、チーズ好きなら誰もが知っている濃厚な味わいのチーズだ。
ケロヨンはいつものように私がオーダーしたものを少しだけ横取りしてくれた。
お腹を満たして最後の目的地に向かう。フルーツパーラーを出た直後、「お母さんと大好きな家族の似顔絵作品コンクール」で似顔絵が展示されているのを見つけた。私が最も気に入ったのは下の画像。お母さんをコミカルに描いた、既にキャラクター化するテクニックを感じられる。お母さんの服に合わせたシックなバックカラーにもセンスの良さを感じた。この子は美術の才能があるのだろう。
最後に訪れる場所は、お気に入りの鰻屋さんはし家(はしや)である。この店一番の魅力は、カリカリに仕上げた表面に対して、中はふっくらと仕上げた、関西風の焼き具合であろうか。加えて値段もお手頃である。浅草の鰻屋さんのように、めちゃくちゃな価格設定でないところも喜ばしい。私がテイクアウトしたものは、蒲焼6切れを二人前。ご飯はうちで炊いたものをいただくので蒲焼きのみでオーダーした。はし家の鰻は、比較的安価な上に一切れが大きいのも特長。お値段は蒲焼き6切れで3,600円ほどである。我が家では、これを二食に分けていただく。最初はストレートにうな丼。二回目はワサビを効かせてうな茶漬け。これがたまらなくおいしいのだ。もしこの量を浅草で頂いたら、軽く6,000円オーバーだろう。なぜオマエが分かるのかって？それはね、5年前に浅草で食べたことがあるからだよ(笑)
鰻を受け取った後、国道23号を北進。津インターから東名阪道に進入して一路名古屋を目指した。東名阪道進入直後に雨足が強くなってきた。なんとか持ち堪えてくれて自宅に到着。この後は、ケロヨンがメルカリデビューを果たした商品が売れたため、うちの家で梱包を行う。ケロヨンの梱包は極めて上手だ。商品を受け取る側の気持ちを考えて配慮した手慣れたもの。帰宅からほぼ1時間後に解散となった。あ〜楽しかった。でもまた体重増えそうだな。運動しなければ‥。
☆Ob-La-Di Ob-La-Da/Paul McCartney(2010 LIVE)
https://www.youtube.com/watch?v=SQif0z0ASHM