The Haunted Mansion ~かき氷が降ってくる部屋~ 2021年8月21日
あまりの暑さのためか、連日の失敗続きでイライラが募っている。エアコンはフル稼働状態だが、自身の頭の冴えが今ひとつのようである。銀行のATMで振り込みをした際は、手数料を間違えて振り込みが完了できていなかった。銀行から自宅へ戻り、郵便受けのロックを外した際はなぜかロックが開かなかった。一つ躓くと一気に状況が悪くなったと考えてしまうのが自分の悪いところ。一連の失敗を妻に話したところ、「郵便受けはたまにひっかる事があるけれど壊れてはいないよ。きっと疲れているのでは」それは確かに一理ある。まだ公にする事は控えるが、ここ数ヶ月は極めて多忙で精神的に参っているのだ。そこで今回は、チョイ軽めの記事を綴りたい。
私が暮らすマンションは築30年である。入居当時はピカピカの新築マンションであった。結婚を機に住み始めたのだが、入居以来様々な出来事に遭遇した。はじめは天井から水がポタポタ漏れ出した。その時は一晩中寝ずに起きて対処した。床に水が溜まるのを防ぐためである。新築でこんな事が起きるはずはないだろうと思っていたのだが、後に管理会社から聞いた話では、施工会社の不手際との事。この時は壁紙も張り替えていただいた。だが一昨年の台風上陸の際、今度は部屋の梁から水が噴き出して再補修。壁紙も再度貼り替えていただいた。ところがである。その直後には、出窓のサッシから水が漏れていることに気づき管理会社に通報。管理会社がオーナーに連絡して全面的な補修になった。聞くところによれば、補修工事費用総額800万円との事。だがそれはこちらに関係のない話。住居を提供する以上、建物に責任を持つのは当然の事である。
人と同様に建物も歳を取る。管理会社曰く、鉄筋コンクリート造りであっても30年が節目になるという。そして40年経過すると、建て替えになる場合が殆どであるらしい。因みにうちの夫婦は結婚30周年である。そして部屋も同じく30歳。どちらもガタが出てきてもおかしくない年齢なのだ。万物が老いていくのは宿命なのだが、気持ちが老いるのだけは避けたいと考えて生きてきた。服装や髪型で年齢を誤魔化す事は比較的容易い。だが肉体の老化は確実に現れてしまう。
この時期に最も気になる事は暑さ対策であろう。私達の部屋は西側に位置しているため、夏は日差しが強くエアコンはつけっぱなしの状態である。リビングのエアコンは2007年に買い替えたのだが、昨年には寝室のエアコンも買い替えた。金額的にはリビングの方が高価なのだが、体感的には安価な寝室の方が上回っているのだ。では何が異なるのか。それは空気のサラサラ感である。このサラサラ感を感じられるかどうかで体感温度は大きく違ってくるようだ。
実はもう一つ気になる事がある。ごくたまにではあるが、うちのマンションは、エアコンが氷を部屋に撒き散らす事がある。私が命名した「勝手にかき氷機能つきエアコン」である。この怪現象に気づいたのは昨年の夏。夜中に書き物をしていた時の事。どこからともなくバリバリと音が聴こえた。何だこの音はと思ったが、周囲を見渡しても音の出どころは分からなかった。だがその数秒後、さらに大きい音でバリバリ、パーン。エアコンの吹き出し口から氷の破片が降り注いできたのだ。あの時は本当に驚いた。ではなぜこんな事がおきたのか。
我が家のエアコンは自動クリーニング機能が装備されている。あくまでも推測の域を出ないのだが、連日の長時間稼働により、エアコン内部に氷が付着してしまい、自動クリーニング機能が作動。付着した氷を弾き飛ばしたのではないだろうか。でもそんなビックリ機能は要らないんだよな。夜中に仕事をしている際、これが起きると目が点になってしまう。この現象に初めて遭遇した時は、思わず布団を被って頭を防御したほどである。正に「何だコレ?」状態である。これを防ぐためにはどうしたら良いのだろうか。
そこでこんな方法を試してみた。長時間稼働をしたら一旦運転を停止させてはどうかと。これが効果的面、その後勝手にかき氷現象は起きなくなった。ま、急場凌ぎの対処法である事には違いない。近い将来、新しいエアコンを購入する事になるだろう。だがその前に今年の台風シーズンが心配だ。「8時ダョ!全員集合」の舞台セットのように、壁から大量の水が吹き出さない事を祈るばかりである。
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2021年8月21日
あまりの暑さのためか、連日の失敗続きでイライラが募っている。エアコンはフル稼働状態だが、自身の頭の冴えが今ひとつのようである。銀行のATMで振り込みをした際は、手数料を間違えて振り込みが完了できていなかった。銀行から自宅へ戻り、郵便受けのロックを外した際はなぜかロックが開かなかった。一つ躓くと一気に状況が悪くなったと考えてしまうのが自分の悪いところ。一連の失敗を妻に話したところ、「郵便受けはたまにひっかる事があるけれど壊れてはいないよ。きっと疲れているのでは」それは確かに一理ある。まだ公にする事は控えるが、ここ数ヶ月は極めて多忙で精神的に参っているのだ。そこで今回は、チョイ軽めの記事を綴りたい。
私が暮らすマンションは築30年である。入居当時はピカピカの新築マンションであった。結婚を機に住み始めたのだが、入居以来様々な出来事に遭遇した。はじめは天井から水がポタポタ漏れ出した。その時は一晩中寝ずに起きて対処した。床に水が溜まるのを防ぐためである。新築でこんな事が起きるはずはないだろうと思っていたのだが、後に管理会社から聞いた話では、施工会社の不手際との事。この時は壁紙も張り替えていただいた。だが一昨年の台風上陸の際、今度は部屋の梁から水が噴き出して再補修。壁紙も再度貼り替えていただいた。ところがである。その直後には、出窓のサッシから水が漏れていることに気づき管理会社に通報。管理会社がオーナーに連絡して全面的な補修になった。聞くところによれば、補修工事費用総額800万円との事。だがそれはこちらに関係のない話。住居を提供する以上、建物に責任を持つのは当然の事である。
人と同様に建物も歳を取る。管理会社曰く、鉄筋コンクリート造りであっても30年が節目になるという。そして40年経過すると、建て替えになる場合が殆どであるらしい。因みにうちの夫婦は結婚30周年である。そして部屋も同じく30歳。どちらもガタが出てきてもおかしくない年齢なのだ。万物が老いていくのは宿命なのだが、気持ちが老いるのだけは避けたいと考えて生きてきた。服装や髪型で年齢を誤魔化す事は比較的容易い。だが肉体の老化は確実に現れてしまう。
この時期に最も気になる事は暑さ対策であろう。私達の部屋は西側に位置しているため、夏は日差しが強くエアコンはつけっぱなしの状態である。リビングのエアコンは2007年に買い替えたのだが、昨年には寝室のエアコンも買い替えた。金額的にはリビングの方が高価なのだが、体感的には安価な寝室の方が上回っているのだ。では何が異なるのか。それは空気のサラサラ感である。このサラサラ感を感じられるかどうかで体感温度は大きく違ってくるようだ。
実はもう一つ気になる事がある。ごくたまにではあるが、うちのマンションは、エアコンが氷を部屋に撒き散らす事がある。私が命名した「勝手にかき氷機能つきエアコン」である。この怪現象に気づいたのは昨年の夏。夜中に書き物をしていた時の事。どこからともなくバリバリと音が聴こえた。何だこの音はと思ったが、周囲を見渡しても音の出どころは分からなかった。だがその数秒後、さらに大きい音でバリバリ、パーン。エアコンの吹き出し口から氷の破片が降り注いできたのだ。あの時は本当に驚いた。ではなぜこんな事がおきたのか。
我が家のエアコンは自動クリーニング機能が装備されている。あくまでも推測の域を出ないのだが、連日の長時間稼働により、エアコン内部に氷が付着してしまい、自動クリーニング機能が作動。付着した氷を弾き飛ばしたのではないだろうか。でもそんなビックリ機能は要らないんだよな。夜中に仕事をしている際、これが起きると目が点になってしまう。この現象に初めて遭遇した時は、思わず布団を被って頭を防御したほどである。正に「何だコレ?」状態である。これを防ぐためにはどうしたら良いのだろうか。
そこでこんな方法を試してみた。長時間稼働をしたら一旦運転を停止させてはどうかと。これが効果的面、その後勝手にかき氷現象は起きなくなった。ま、急場凌ぎの対処法である事には違いない。近い将来、新しいエアコンを購入する事になるだろう。だがその前に今年の台風シーズンが心配だ。「8時ダョ!全員集合」の舞台セットのように、壁から大量の水が吹き出さない事を祈るばかりである。