ニホン or ニッポン? 2022年12月24日
ワールドカップが始まった。スポーツの世界的大会が始まると、決まって熱狂的な人が現れる。普段は物静かな人が見知らぬ人と抱き合って大騒ぎする。政治や世界情勢には無関心な人達が、俄かに日本贔屓でファンになるようだ。これについて、異議を唱えるつもりはない。だが一つだけ、気になる事もある。それは我が国を表現する際、ニホンなのか、あるいはニッポンなのか。いったいどちらが正しいのだろうか。
結論から言うと、どちらでも良いとの記述を見かけた。これ自体が不可思議ではある。実は過去にニッポンと呼称統一してはどうかと提議されたのだが、政府としては、採択されないまま現在に至っているようだ。因みにNHKにおいては、放送上の方針が存在する、正式な国名を表す場合はニッポン、それ以外はニホンでも良いという。まさか国名がどちらでも良いとは考えもしなかった。極めて曖昧ではあるが、これが日本の文化的価値観かもしれない。因みに現在はどうのように呼称するかを調べたところ、ニホンが61%、ニッポンが37%だという。若い人ほどNHKの方針とは逆の考えが多いようだ。因みに私もニホンと表現している。61歳のオヤジですがね。
選択肢が多いのは結構なことだが、それを強要された途端に迷惑になる場合もある。その代表が元号である。明治、大正、昭和、これだけでも多すぎる。その上に令和だと。なぜ西暦ではダメなのか。大体元号など必要かと思ってしまう。そんな小さなことで日本を主張する必要はない。これが変わる度に、今年は西暦何年かと、瞬時に判断できなくなるだけだ。小さな決まりごとが、大きな迷惑になることを考えていただきたいものだ。
まもなく12月を迎える。うちは親戚を除き、年賀状は作らない方針だ。メールやwebを見ることができない高齢な親族のために作るのみ。近いうちに自分達が高齢になり、それもできなくなるかも知れない。何事にも永遠などないのだ。当たり前を見直して新しい慣習を受け入れる。実際のところ、自分達の生活も徐々に変化し始めている。無駄を省いて生きる。そのために、今年は二つの大きな決断をした。これについては年末に綴りたい。
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2022年12月24日
ワールドカップが始まった。スポーツの世界的大会が始まると、決まって熱狂的な人が現れる。普段は物静かな人が見知らぬ人と抱き合って大騒ぎする。政治や世界情勢には無関心な人達が、俄かに日本贔屓でファンになるようだ。これについて、異議を唱えるつもりはない。だが一つだけ、気になる事もある。それは我が国を表現する際、ニホンなのか、あるいはニッポンなのか。いったいどちらが正しいのだろうか。
結論から言うと、どちらでも良いとの記述を見かけた。これ自体が不可思議ではある。実は過去にニッポンと呼称統一してはどうかと提議されたのだが、政府としては、採択されないまま現在に至っているようだ。因みにNHKにおいては、放送上の方針が存在する、正式な国名を表す場合はニッポン、それ以外はニホンでも良いという。まさか国名がどちらでも良いとは考えもしなかった。極めて曖昧ではあるが、これが日本の文化的価値観かもしれない。因みに現在はどうのように呼称するかを調べたところ、ニホンが61%、ニッポンが37%だという。若い人ほどNHKの方針とは逆の考えが多いようだ。因みに私もニホンと表現している。61歳のオヤジですがね。
選択肢が多いのは結構なことだが、それを強要された途端に迷惑になる場合もある。その代表が元号である。明治、大正、昭和、これだけでも多すぎる。その上に令和だと。なぜ西暦ではダメなのか。大体元号など必要かと思ってしまう。そんな小さなことで日本を主張する必要はない。これが変わる度に、今年は西暦何年かと、瞬時に判断できなくなるだけだ。小さな決まりごとが、大きな迷惑になることを考えていただきたいものだ。
まもなく12月を迎える。うちは親戚を除き、年賀状は作らない方針だ。メールやwebを見ることができない高齢な親族のために作るのみ。近いうちに自分達が高齢になり、それもできなくなるかも知れない。何事にも永遠などないのだ。当たり前を見直して新しい慣習を受け入れる。実際のところ、自分達の生活も徐々に変化し始めている。無駄を省いて生きる。そのために、今年は二つの大きな決断をした。これについては年末に綴りたい。