次世代の絆 2023年1月1日
歳を重ねても、クリスマスは心ときめくものがある。家族全員が揃い、母が作る温かい食事をいただく喜び。煌びやかな演出など要らない。遠い昔の思い出になってしまったが、家族全員が揃うだけで幸せだった。今回はクリスマス特別企画としてご覧いただきたい。
ブログを始めて以来、いつかは実現したいと思ってきたことがある。それは親族の絆を深めることだ。うちの家族は独立心が強い。たとえ苦難が多くとも、他人に助けを求めない。また歳を重ねて人付き合いも悪くなっている。家族の中で付き合い上手なのは父だった。私が幼い頃は親族の家を訪れて、従兄弟たちと親交を深めた。他愛もない会話の中に、従兄弟たちの個性と日々の生活が垣間見えた。家に帰りたくない。そう思っていた時もある。一緒に過ごす時間が、ことの他楽しかったのだ。あの頃から長い年月が流れた。自分を含めて従兄弟たちの父親は亡くなり、親族とは賀状のやり取りだけになっている。父の息子として何か出来ることはないのか。そこであることを思いついた。私のブログを通じて親族が集う機会を設けたい。その日から構想を温めた。従妹を紹介する記事を作ろう。現実で一堂に会するのは難しいが、これならば実現できるだろう。それが本日、実現の運びとなった。初回は、母方の従妹を紹介させていただきたい。
名前は晃子(あきこ)さん。私の母の妹=叔母の子供。私が晃子さんと初めて会ったのは今から30年以上前。従姉の結婚式だった。真紅の洋服を纏った晃子さんは女性アイドルのような雰囲気。会場で一際目を引いていた。その艶やかな姿は、家族で話題になっていた。あの子が従妹?私自身はとても可愛い子だなと思った。うちの家族は親愛を込めて、アッコちゃんと呼んでいた。大阪と名古屋。決して遠くはないが、それほど近くもないという微妙な距離感。母が数年に一度里帰りするだけで、親族が一堂に揃うことは無かった。今回の企画が実現したのは、晃子さんからブログアドレスを教えてほしいとメールをいただいたことがきっかけである。
略歴
兵庫県立篠山鳳鳴(ささやまほうめい)高校卒業。しのやまと読み間違えそうだが、ささやまが正しい。篠山鳳鳴高校は創立140年を超える進学校として名高い。晃子さんは放送大学卒業を経て1990年外資系製薬会社に入社。現在はご自身の経験を活かしたキャリアコンサルタントを生業にされ、ご主人と二人で暮らしている。
キャリアコンサルタントは近年よく耳にする職業だが、実際の仕事内容は理解しづらい。そこでご本人に尋ねたところ、無理に人に理解されなくてもよいとのこと。だが従妹を紹介する以上、いい加減な記述はできない。僭越だが私が解説させていただく。キャリアコンサルタントは、一人一人にとって望ましい職業を選択支援する専門家。2016年から国家資格になっている。その役割は多岐に渡るが、大別すると二つ。①その人に最適な仕事を見つけること。②人生で遭遇する様々な苦難を受け入れて、前向きに生きる術を指南すること。晃子さんがキャリアコンサルタントを生業にされた理由があるようだ。O.L時代に上司と面談の際、他人と比較され評価されることが苦手だったという。それを克服したのは自己肯定感という言葉に出会ったこと。このままで良いという考えから気が楽になり、人と会うことが楽しくなったという。
晃子さん、私は他人に誇れるものは何もありません。常識とそこそこの知識はありますが、賞や資格には無縁の人生です。そんな私ですが、他人の評価など全く気にしません。なぜならば、自分自身の役割りを知っているからです。それは他人を楽しませること。私は他人に同調せず、他人と同じことをしたくない性分です。それ故に、独立以前から孤独な日々を過ごしてきました。しかしながらどんなに気負っていても、苦難や悲しみは突然襲ってきます。そんな時は心の隙間を埋めるため、他人を楽しませようと考えてきました。他人に楽しいと思ってもらうためには、まず自分が楽しいと思うことが必要です。ブログを始めた理由はそこにあります。今回の記事は、貴女に楽しんでいただこうと企画しました。初めてお会いしてから35年ほどですか。大人の女性になった貴女を拝見できたこと。とても嬉しく思います。貴女と私の役割りは異なりますが、その本質は似ているような気がします。
仕事以外で情熱があることを尋ねたところ、料理、歌うこと、ボランティア活動と返答いただいた。歳を重ねるほど自分のことで精一杯になるのがあたりまえ。ボランティア活動をされているのは、充実した日々を過ごしておられるのだろう。生活信条は「私が変わります」「動けば変わる」「心と現実はつながっている」哲学的な回答だが、共感できる部分も多い。気になる事を尋ねたところ、親の介護と終活だという。今や人生100年時代。彼女はまだ54歳。親の介護はまだしも、終活はまだ先の話ですよ。休日の過ごし方を尋ねたところ、ご主人と散歩&お食事と回答を得た。仲睦まじいのは何より。最後にお気に入りのアーティストを尋ねたところ、桑田佳祐 竹内まりや 綾香 佐渡裕 辻井伸行 島津亜矢 テイラー・スウィフト カーリー・レイ・ジェプソンという。歌うことが好きだと言うのも頷ける。いずれはカラオケで対戦したいものだ。手加減しませんよ〜。
過去に知人や友人を紹介する記事は作った。だが従妹を紹介するのは初めての試みだ。ブログをお読みいただく皆様に、企画趣旨が理解されるだろうかという不安もあった。自分はプロのライターではない。彼女からすれば、たとえ趣旨は理解できても、何を記述されるのだろうという不安もあったはずだ。それを了承いただいたのは、親族の絆を深めたいという想いが一致した結果と理解している。記事作成にあたり、晃子さんが時間を割いていただいたことに感謝を伝えたい。そしてご家族の姿を拝見できたこと。とても嬉しく思います。今回の試みで親の繋がりが次世代の絆へ繋がっていることを強く感じた。多くの方にお読みいただき、晃子さんの人となりをお伝えできれば幸いである。アッコちゃん、ご協力いただき、ありがとうございました。叔母様とご主人にも、どうぞよろしくお伝えください。最後に友人の見解ですが、私と貴女。顔が似ているそうですよ。
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2023年1月1日
歳を重ねても、クリスマスは心ときめくものがある。家族全員が揃い、母が作る温かい食事をいただく喜び。煌びやかな演出など要らない。遠い昔の思い出になってしまったが、家族全員が揃うだけで幸せだった。今回はクリスマス特別企画としてご覧いただきたい。
ブログを始めて以来、いつかは実現したいと思ってきたことがある。それは親族の絆を深めることだ。うちの家族は独立心が強い。たとえ苦難が多くとも、他人に助けを求めない。また歳を重ねて人付き合いも悪くなっている。家族の中で付き合い上手なのは父だった。私が幼い頃は親族の家を訪れて、従兄弟たちと親交を深めた。他愛もない会話の中に、従兄弟たちの個性と日々の生活が垣間見えた。家に帰りたくない。そう思っていた時もある。一緒に過ごす時間が、ことの他楽しかったのだ。あの頃から長い年月が流れた。自分を含めて従兄弟たちの父親は亡くなり、親族とは賀状のやり取りだけになっている。父の息子として何か出来ることはないのか。そこであることを思いついた。私のブログを通じて親族が集う機会を設けたい。その日から構想を温めた。従妹を紹介する記事を作ろう。現実で一堂に会するのは難しいが、これならば実現できるだろう。それが本日、実現の運びとなった。初回は、母方の従妹を紹介させていただきたい。
名前は晃子(あきこ)さん。私の母の妹=叔母の子供。私が晃子さんと初めて会ったのは今から30年以上前。従姉の結婚式だった。真紅の洋服を纏った晃子さんは女性アイドルのような雰囲気。会場で一際目を引いていた。その艶やかな姿は、家族で話題になっていた。あの子が従妹?私自身はとても可愛い子だなと思った。うちの家族は親愛を込めて、アッコちゃんと呼んでいた。大阪と名古屋。決して遠くはないが、それほど近くもないという微妙な距離感。母が数年に一度里帰りするだけで、親族が一堂に揃うことは無かった。今回の企画が実現したのは、晃子さんからブログアドレスを教えてほしいとメールをいただいたことがきっかけである。
略歴
兵庫県立篠山鳳鳴(ささやまほうめい)高校卒業。しのやまと読み間違えそうだが、ささやまが正しい。篠山鳳鳴高校は創立140年を超える進学校として名高い。晃子さんは放送大学卒業を経て1990年外資系製薬会社に入社。現在はご自身の経験を活かしたキャリアコンサルタントを生業にされ、ご主人と二人で暮らしている。
キャリアコンサルタントは近年よく耳にする職業だが、実際の仕事内容は理解しづらい。そこでご本人に尋ねたところ、無理に人に理解されなくてもよいとのこと。だが従妹を紹介する以上、いい加減な記述はできない。僭越だが私が解説させていただく。キャリアコンサルタントは、一人一人にとって望ましい職業を選択支援する専門家。2016年から国家資格になっている。その役割は多岐に渡るが、大別すると二つ。①その人に最適な仕事を見つけること。②人生で遭遇する様々な苦難を受け入れて、前向きに生きる術を指南すること。晃子さんがキャリアコンサルタントを生業にされた理由があるようだ。O.L時代に上司と面談の際、他人と比較され評価されることが苦手だったという。それを克服したのは自己肯定感という言葉に出会ったこと。このままで良いという考えから気が楽になり、人と会うことが楽しくなったという。
晃子さん、私は他人に誇れるものは何もありません。常識とそこそこの知識はありますが、賞や資格には無縁の人生です。そんな私ですが、他人の評価など全く気にしません。なぜならば、自分自身の役割りを知っているからです。それは他人を楽しませること。私は他人に同調せず、他人と同じことをしたくない性分です。それ故に、独立以前から孤独な日々を過ごしてきました。しかしながらどんなに気負っていても、苦難や悲しみは突然襲ってきます。そんな時は心の隙間を埋めるため、他人を楽しませようと考えてきました。他人に楽しいと思ってもらうためには、まず自分が楽しいと思うことが必要です。ブログを始めた理由はそこにあります。今回の記事は、貴女に楽しんでいただこうと企画しました。初めてお会いしてから35年ほどですか。大人の女性になった貴女を拝見できたこと。とても嬉しく思います。貴女と私の役割りは異なりますが、その本質は似ているような気がします。
仕事以外で情熱があることを尋ねたところ、料理、歌うこと、ボランティア活動と返答いただいた。歳を重ねるほど自分のことで精一杯になるのがあたりまえ。ボランティア活動をされているのは、充実した日々を過ごしておられるのだろう。生活信条は「私が変わります」「動けば変わる」「心と現実はつながっている」哲学的な回答だが、共感できる部分も多い。気になる事を尋ねたところ、親の介護と終活だという。今や人生100年時代。彼女はまだ54歳。親の介護はまだしも、終活はまだ先の話ですよ。休日の過ごし方を尋ねたところ、ご主人と散歩&お食事と回答を得た。仲睦まじいのは何より。最後にお気に入りのアーティストを尋ねたところ、桑田佳祐 竹内まりや 綾香 佐渡裕 辻井伸行 島津亜矢 テイラー・スウィフト カーリー・レイ・ジェプソンという。歌うことが好きだと言うのも頷ける。いずれはカラオケで対戦したいものだ。手加減しませんよ〜。
過去に知人や友人を紹介する記事は作った。だが従妹を紹介するのは初めての試みだ。ブログをお読みいただく皆様に、企画趣旨が理解されるだろうかという不安もあった。自分はプロのライターではない。彼女からすれば、たとえ趣旨は理解できても、何を記述されるのだろうという不安もあったはずだ。それを了承いただいたのは、親族の絆を深めたいという想いが一致した結果と理解している。記事作成にあたり、晃子さんが時間を割いていただいたことに感謝を伝えたい。そしてご家族の姿を拝見できたこと。とても嬉しく思います。今回の試みで親の繋がりが次世代の絆へ繋がっていることを強く感じた。多くの方にお読みいただき、晃子さんの人となりをお伝えできれば幸いである。アッコちゃん、ご協力いただき、ありがとうございました。叔母様とご主人にも、どうぞよろしくお伝えください。最後に友人の見解ですが、私と貴女。顔が似ているそうですよ。