どこでも寝ちゃダメ! NEW!2024年10月24日
またかという不祥事が発覚した。お笑い芸人ジャングルポケットの斉藤慎二(41)が不同意性交と不同意わいせつの疑いで書類送検されたという報道を見た。当初は休養と発表されたが責任重大と判断され、所属事務所の吉本興業は契約解除した。
吉本興業はお笑いを提供する屈指の存在。そのため所属芸人について、以前から様々な噂があった。だがダウンタウン松本人志さんの性加害疑惑報道以来、身内に甘い企業イメージを払拭するため、コンプライアンスを強化した。あくまでも推測だが松本さんの相方である浜田さんが番組出演の際、共演者の頭を叩いたり、暴言を吐くことが無くなった気がする。私自身は松本さんの一件以来、テレビで芸人を見たくない気分になっている。松本さんはそんな方ではないと思っていたので、報道は衝撃的だった。お笑いについては、常識ある人が思いもよらないことをするから面白いとなるのだが、常識が無い人が自由勝手に行動すると単なる愚かな人になるだけだ。立場を顧みない行動は、タレント生命が終わりかねない。また所属事務所や会社の信頼も失墜するだろう。この程度のことならば、子供でも分かるはずだ。にも関わらず不祥事を起こす芸人が後を絶たない。本件で気になる点は二つある。
今回の不祥事はロケバス車内というあり得ない状況下の出来事。ロケバスは誰もが利用する、不適切極まりない場所である。ではなぜそのような場所で行為に及んだのだろうか。これについてはあるコメンテーターも話していたが、常習者ではないかと推測。もう一点は報道直後から斉藤を庇うような奥様の発言である。ことの詳細が判明していないにも関わらず、相手の女性にも非があるかのような発言はいただけない。ご主人は行為を認めている加害者なのだ。奥様の心情は理解できるが、「私にも守るべき子供がいますのでお伝えさせていただきました」という主旨は筋違い。被害者の心情を逆撫でするだけだ。事実を公表した相手の女性が被害者。奥様とお子さんは二時的被害者に該当する。軽率な発言は被害者に謝罪しておきながら、平手打ちをすることに等しい。ここは黙して語らずが賢明だったが、若さ故の発言で火に油を注いでしまった。
芸は身を助けるというが、最近の芸人さんは助けるどころか、身を滅ぼす方が多い。才能に恵まれていながら、本能のままに行動して仕事とポジションを失う。私のように大成できなかった人間にとっては、羨ましくもったいないとつくづく思う。斉藤さんの人生も売れるまではご苦労なさったはずだ。出会った仲間たちや支えてくれた奥様。その方々へ感謝の気持ちがあったなら、今回の不祥事は起きなかったはず。それをあっさり捨てた現状では、簡単には取り戻せないだろう。他人に迷惑をかけておきながら、反省していますの一言で切り抜けようと世間を甘く見てはいけない。もし今後起訴されたら、復帰の道は完全に閉ざされる。身内の恥を承知の上で謝罪した、奥様と仕事仲間の気持ちが理解できないのだろうか。本件は自分は売れているから何をやっても大丈夫と勘違いをしたのが一番の問題。だが売れたからと持ち上げるメディアにも問題があるのではないか。
男女の間柄は予測できないことが起きるもの。私自身も仕事の依頼がきっかけで、好意を寄せた女性がいる。たまに食事を共にするだけで、それ以上に発展することはなかった。社会通念上ダメなことは絶対しないのが自分の性分。相手だけでは無く、相手の家族、そして自分の家族も巻き込むからだ。これ以上はダメと感じた時はきっぱり諦める。仕事や趣味に没頭して存在を忘れようとした。諦めるのは決して苦痛ではない。私にとってはこれまでの人生も色々諦めてきたことがある。だからといってその女性に好意を寄せたことが無駄になったとは思わない。またその女性のことを嫌いになることもない。思い出と感謝の気持ちに変わるだけだ。
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2024年10月24日
またかという不祥事が発覚した。お笑い芸人ジャングルポケットの斉藤慎二(41)が不同意性交と不同意わいせつの疑いで書類送検されたという報道を見た。当初は休養と発表されたが責任重大と判断され、所属事務所の吉本興業は契約解除した。
吉本興業はお笑いを提供する屈指の存在。そのため所属芸人について、以前から様々な噂があった。だがダウンタウン松本人志さんの性加害疑惑報道以来、身内に甘い企業イメージを払拭するため、コンプライアンスを強化した。あくまでも推測だが松本さんの相方である浜田さんが番組出演の際、共演者の頭を叩いたり、暴言を吐くことが無くなった気がする。私自身は松本さんの一件以来、テレビで芸人を見たくない気分になっている。松本さんはそんな方ではないと思っていたので、報道は衝撃的だった。お笑いについては、常識ある人が思いもよらないことをするから面白いとなるのだが、常識が無い人が自由勝手に行動すると単なる愚かな人になるだけだ。立場を顧みない行動は、タレント生命が終わりかねない。また所属事務所や会社の信頼も失墜するだろう。この程度のことならば、子供でも分かるはずだ。にも関わらず不祥事を起こす芸人が後を絶たない。本件で気になる点は二つある。
今回の不祥事はロケバス車内というあり得ない状況下の出来事。ロケバスは誰もが利用する、不適切極まりない場所である。ではなぜそのような場所で行為に及んだのだろうか。これについてはあるコメンテーターも話していたが、常習者ではないかと推測。もう一点は報道直後から斉藤を庇うような奥様の発言である。ことの詳細が判明していないにも関わらず、相手の女性にも非があるかのような発言はいただけない。ご主人は行為を認めている加害者なのだ。奥様の心情は理解できるが、「私にも守るべき子供がいますのでお伝えさせていただきました」という主旨は筋違い。被害者の心情を逆撫でするだけだ。事実を公表した相手の女性が被害者。奥様とお子さんは二時的被害者に該当する。軽率な発言は被害者に謝罪しておきながら、平手打ちをすることに等しい。ここは黙して語らずが賢明だったが、若さ故の発言で火に油を注いでしまった。
芸は身を助けるというが、最近の芸人さんは助けるどころか、身を滅ぼす方が多い。才能に恵まれていながら、本能のままに行動して仕事とポジションを失う。私のように大成できなかった人間にとっては、羨ましくもったいないとつくづく思う。斉藤さんの人生も売れるまではご苦労なさったはずだ。出会った仲間たちや支えてくれた奥様。その方々へ感謝の気持ちがあったなら、今回の不祥事は起きなかったはず。それをあっさり捨てた現状では、簡単には取り戻せないだろう。他人に迷惑をかけておきながら、反省していますの一言で切り抜けようと世間を甘く見てはいけない。もし今後起訴されたら、復帰の道は完全に閉ざされる。身内の恥を承知の上で謝罪した、奥様と仕事仲間の気持ちが理解できないのだろうか。本件は自分は売れているから何をやっても大丈夫と勘違いをしたのが一番の問題。だが売れたからと持ち上げるメディアにも問題があるのではないか。
男女の間柄は予測できないことが起きるもの。私自身も仕事の依頼がきっかけで、好意を寄せた女性がいる。たまに食事を共にするだけで、それ以上に発展することはなかった。社会通念上ダメなことは絶対しないのが自分の性分。相手だけでは無く、相手の家族、そして自分の家族も巻き込むからだ。これ以上はダメと感じた時はきっぱり諦める。仕事や趣味に没頭して存在を忘れようとした。諦めるのは決して苦痛ではない。私にとってはこれまでの人生も色々諦めてきたことがある。だからといってその女性に好意を寄せたことが無駄になったとは思わない。またその女性のことを嫌いになることもない。思い出と感謝の気持ちに変わるだけだ。