初老のヤンキー?!
初めてのブリーチ体験。
髪色改造大作戦 New!

60th anniversary, EXPERIENCE

☆昨年下旬、白髪染め後の髪色

60歳を機に髪色を変えたいと考えてきた。以前の記事にも記したようにバタフライパープルに染めるつもりである。但しこの色は60歳記念の一時的なものと割り切り、最終的にはパープルアッシュにするつもりである。このカラーにしたい最大の理由は、白髪が目立ちにくい色でありながら、多少の個性も出せるからである。白髪染めの際、希望のカラーに染め上げる為には、髪を脱色する必要がある。なぜならば、現状のまま染めても、思うような色には絶対に仕上がらないからである。そこで今回の記事は、ブリーチによる脱色過程を綴ってみる。

直近の白髪染めは、昨年12月下旬に実施した、ブローネ ルミエストヘアカラーのシフォンブラウンである。このカラーは明るいブラウンであるが、黄色味が強いのが最大の特長。この茶色を落とす事から始めなければならない。

明確には覚えていないが、私は40歳後半辺りから白髪染めを始めた。最初に使ったのはメンズビゲンヘアカラーのブラックだと記憶している。その後程なくしてダークブラウンに変えた。それ以降、様々なブランドのカラーを試してきたが、いずれも不満が募る仕上がりである。なぜかといえば、商品パッケージの画像と同じ色合いには絶対に仕上がらないからである。考えられる理由は二つある。一つは髪の色素が邪魔をして色が入らない事。そしてもう一点、市販の白髪染めを一度でも使用すると、それよりも明るい色味には絶対にできなくなるという事である。私は美容師ではないので、ヘアカラーの理論についてはそれほど詳しくないが、ネット上に公開されている様々な情報に目を通したところ、思うような髪色に染め上げたい場合は、まず脱色を行ってからヘアカラーを実施すべきと記述されている。

脱色=ブリーチである。正直なところ、それしか方法はないのだろうか?である。なぜならば、素人の自分にセルフでブリーチができるのだろうかという点、加えて髪のダメージは大丈夫なのかである。そんなに心配なら止めたら?と言われると、逆に絶対にやってやるという意欲が勝る。やらずに後悔するよりもやって失敗する方がマシと思うのが私の信条である。何事においてもやるか止めるか、悩んだ末の結論はいつもやるよである。早速ブリーチ剤の選定から始めた。プロの美容師さんからも評判が良い、YSパークのホワイトブリーチ(ダブル)を2箱購入した。この商品は、一箱に2本のブリーチ剤が入っている。つまりこれで4回ブリーチができることになる。

☆1回目のブリーチ終了後

1月18日の夜、1回目のブリーチを行なった。髪全体に塗布した後、30分ほど放置。その後洗い流した。風呂場の排水溝にオレンジ色の水が流れていく。見る見るうちに脱色しているようだ。軽く洗い流した後にLUSHのシャンプーバー、ソーク&フロートでしっかりと洗髪。最後に資生堂の椿、プレミアムリペアでトリートメントを行い1回目のブリーチ終了。ドライヤーでブロウしたところ、茶色はかなり抜けたように感じた。地肌の痛みや痒みなども一切なく一安心。まだ全体的にオレンジ色が残っているが、これは次回以降に期待。ブリーチ後の髪を見て真っ先に驚いたのは妻である。「何、その色!!!」そりゃそうだろう。私自身も初めての体験である。こんな髪色を見たら、誰もが驚くに違いない。

前回から中三日をあけた1月22日に2回目のブリーチを行なった。一般的に、ブリーチは最低3回は実施しないと、顕著な効果が出ないと言われている。前回と同様の手順で行なった。洗髪後はまだオレンジ色の水が流れ出る状態。後2回で思うような状態になるのかという不安はあるものの、頭皮のアレルギー反応などのトラブルはない。就寝前にブラッシングを行ったところ、髪が少し軋む感じがした。

☆2回目のブリーチ終了後

そして1月26日に3回目のブリーチを実施。まだ部分的に強いオレンジ色が残ってはいるものの、髪の上部はかなり茶色が抜けた感じである。特に分け目付近の髪色は、金髪からホワイトブロンドに変化している。まるで人形の髪色のようである。洗髪後のブラッシングでは、より一層軋む感が強くなった。ブラシに絡み付いた髪の毛は簡単に切れてしまう。細くなったと言うよりも、溶けているのではの表現に近いかもしれない。この後1月28日に4回目のブリーチを行なう。4回目のブリーチが完了すれば下地作りは第二段階に移行する。次は通称ムラシャン(紫シャンプー)と呼ばれる特殊なシャンプー剤を使用して、茶色を完全に打ち消す工程に挑む。以下次週

☆3回目のブリーチ終了後
☆最前列:紫シャンプー、
    後列左:エブリヘアカラーバタフライパープル
 後列中右:シエロデザイニングカラーロイヤルアッシュ

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