異性でも友情は育む? 仕事仲間として27年。 不思議な縁があるボクの相棒。
2020年10月7日FRIENDS CATALOGUE
正反対の性格だからここまで長く続いたかも。
我が親友よ。おめでとう。今日はキミの誕生日。
以前紹介した石原と同様に、ボクが最後に在籍した会社でボク自身で採用を決めた元同僚。その後独立して今や27年の付き合いになる。妻を除けば、誰よりも長い付き合いだ。そして彼女もボクにボロクソに怒られながらデザインを学んだ大切な仲間。そんな彼女の最も良いところは、何事にも前向きで積極的なところ。独立後、毎日ボクに怒鳴られながらも諦めずに仕事を続けた我慢強さにはこのボクも一目置いている。Macintoshを導入してデザイン制作をマスター。その後web制作も独学でマスターした。彼女は大学で造形を学んでいるのでデッサンも上手だ。ある意味ボクよりも遥かに努力家と言えるし、今やボクの右腕と言っても過言ではない。自分をアピールするのが苦手で、言いたい事があっても我慢してしまう性格。思い起こせば彼女とは不思議な縁を感じる。ボクが名古屋で最初に勤めたデザイン会社の仕事で受け持ったクライアントは彼女の家の近くのショッピングセンターだった。またボクの叔父が経営していた事務所も彼女の家の近くにあった。さらに不思議な事は、ボクの事務所の最寄駅近くに一時期住んでいた事があると言う。こんな偶然なんてあるのか?と言うくらい縁がある。もちろんこれらを知ったのは独立前の会社で彼女を採用した以降に聞いた話だ。
ボクに鍛えられて以降肉食女子になった彼女。
来週はお祝いを兼ねてステーキガストに行こう。
彼女は6年前お母さんを病気で亡くした後、自分がその役割を果たしながらお父さんと一緒に暮らしている。お母さんの闘病中、少しでも体に良いものを食べさせてあげたいと食材を買い求める姿には心を打たれた。その後お母さんは亡くなってしまったが、今の彼女の活躍ぶりを見て頼もしく安心しているだろう。また動物好きなところはボクと同じ。以前ブログで紹介したジリスのコロンに対しても大変可愛がってくれた。ただ、長年ボクと仕事をした為か、野菜大好きな彼女がここ数年で肉好き女子になってしまった事には責任を感じている。表向きには女性を意識させない彼女だが、これがボクらの友情が30年近くまで続いた秘訣かも。そして彼女は仕事で誰よりも苦労して今の自分を作った。フリーになった後、ボクの事務所で滅茶苦茶に怒られて、1人寂しく帰っていく後ろ姿は今も鮮明に覚えている。だからこそ立派に成長した今のキミを見ると自分の事の様に嬉しい。キミは親友という陳腐な言葉では片付けられない家族の様な友人だ。フィーリングが合うのだろう。ある意味、誰よりもボクの性格を知っていると言える。彼女は現在、グラフィックトレインの制作とボクのブログ更新をサポートしてくれている。また昨今では鉄道情景撮影の為に何度も一緒に旅に出掛けた。神戸、大阪、京都、伊勢、高山、浜松、静岡、東京、旅の思い出は数知れず。今年も吉野山の千本桜を見に行く。そして一昨年、ボクが倒れて入院した時は、度々面会に来て励ましてくれた。性格も正反対の2人だが、ここまで友情が長く続いたのはキミの忍耐力に尽きる。シャイな性格で本ブログへの掲載を最後まで拒んだ彼女だが、これもキミへの感謝の気持ちと受け取ってくれたら幸いだ。いつもありがとう。キミの人生に祝福あれ。
2020年10月7日FRIENDS CATALOGUE