タバコを止めて16年。
多い時は日に3箱。
スパッと止めたワケは。

2020年10月7日FAMILY STORIES

☆コロンビアジリス“コロン”(2004〜2008)
左肩に乗せながら車を運転して仕事場に連れて行った日々。一生忘れないだろう。

動物を家族に迎える為に、断煙は必然だった。
19歳で吸い始めたタバコを止めて今年で16年になる。きっかけは以前の記事で紹介したコロンビアジリスを家族に迎えようと思った時。それまでは日に2箱、多い時は3箱吸っていた。今でも周りから言われる。よく止められましたね。断煙は決して難しいことでは無い。ボクの場合、徐々に本数を減らしたり、節煙とか色々試したものの、結局自ら逃げ道を作ってしまい実現できなかった。断煙は、強い目的意識がないと実現できないのかもしれない。タバコは百害あって一利無し。動物を家族に迎える為には、断煙は必然だったと言える。タバコを止めれば、洗濯物や服に匂いがつくのもおさらばできると思うと絶対に止めてやると強く誓った。

☆事務所がコロンの遊び場だった。
仕事仲間にも愛され、最後まで世話を手伝ってくれた。
☆僅か4年半の命だったが、
怪我や病気を乗り越え懸命に生きてくれた。

断煙中の禁断症状にはかなり苦しんだ。
タバコの煙は小さな隙間にも遠慮なく侵入する。CDは読み取り不可になるし、プレーヤーのピックアップも逝かれる。パソコンのハードディスクも容赦なくダメになる。ボクの断煙方法は至ってシンプルだ。ひたすら吸わずに我慢し続けた。それだけだ。口が寂しい時はガムを噛む。あとは水を沢山飲むくらいだった。この方法を実践して約一月で止められた。但し、断煙中の禁断症状にはかなり苦しんだ。強烈な眠気に襲われる。仕事中の集中力も失せていた。断煙が達成できた時の喜びは口で言い表せないほどのものだった。食事の際、食材一つ一つの味がはっきりと分かる。舌の表面や歯茎もきれいなピンク色になる。服や部屋からタバコ臭が消える。無駄な出費も抑えられる。食欲が増進した分体重も増加したが、タバコとおさらばした喜びに比べたらどうって事ない。2004年の秋、ジリスのコロンをお迎えした。

タバコを止めて以降、吸いたいと思ったことは一度も無い。
タバコを止めて以降、吸いたいと思ったことは一度も無い。今の時代、どこも禁煙が当たり前なので有難いが、一部には相変わらず吸っている人がいるのには驚く。そんな人は、逆に意志が強いのかなと思ってしまう。ただ、ボクが過去にタバコを吸っていたのは事実だ。
従って、ボクが他人を批判する資格は無い。でも止めた方が良いよ。あなたの体の為にね。

当時の思い出の曲
☆ Ever Present PastPaul McCartney (2007)
父が死去して元気を出そうと聴いていた曲。
コロンを肩に乗せて事務所の中を歩きながら歌っていた。
だが翌年、追い討ちをかける様にコロンも亡くなり、
更にどん底状態に陥った事も遠い日の切ない思い出。
ビデオクリップ
https://www.youtube.com/watch?v=bH1lTZtBW_U
サウンドのみ
https://www.youtube.com/watch?v=bH1lTZtBW_U

☆自分の娘と思い愛した日々だった。もっと長生きさせてあげたかった。
先日、コロナウィルスによる肺炎で逝去された志村けんさんに続いて
昨日、女優の岡江久美子さんも逝去された。
今の暗く沈んだ日本に最も必要な明るいお二人が亡くなり怒りさえ覚える。
改めて心からお二人のご冥福をお祈りします。
この曲は本ブログを読んでくださった皆様に贈りたい。
一日も早く、世界に幸せな日が訪れます様に。
☆Over The Rainbow/Eric Clapton

2020年10月7日FAMILY STORIES